歯並びを治すにはどうすればいいの?

歯並びが悪くなっている原因

歯並びが悪くなってしまうのにはいくつかのケースが見受けられます。顎の成長が不十分で歯が口の中に納まりきるだけのスペースがないため、前歯が押し出されてしまったり(出っ歯)、数本の歯が互い違いになってしまうケース、顎の位置が不適切なため下の歯が上の歯より前に出てしまったり(受け口)、上の歯と下の歯の咬み合わせがおかしくなってしまうケース、歯ぎしりや悪い癖(舌で歯を押してしまう、指しゃぶり)が原因で歯が圧力を上歯並びが悪くなってしまうケースといったものが代表的なものになります。また、まれに顎の骨の形がゆがんでいるケースや上または下の顎が発達しすぎてしまったケースもあります。 この中で3つ目の悪い癖が原因のケースでまだ症状が進んでいない場合には、癖をなくしたり、夜に眠る際に歯ぎしりを緩和するマウスピースを付けることで簡単に改善することができる場合がありますが、その他のケースでは、歯列矯正や顎骨の調整による治療によって治す必要があります。さらに、顎の骨の形がゆがんでいたり、顎が発達しすぎてしまったケースでは外科的な治療が必要になる場合があります。

  

歯列矯正・顎骨の調整方法

歯列矯正は、歯にブラケットというチップ状の部品を接着し、それらをワイヤーでつなぎ、ワイヤーの張力を利用しながら歯の位置を徐々に動かしていくという方法を取ります。歯の位置を急激に動かしてしまうと歯が抜けてしまったり、激しい痛みを伴う場合がありますので、歯の動きに合わせてワイヤーの引っ張る力を変えながら徐々に調整するのが一般的です。また、大人の場合で歯が入るスペースが足りない場合には、抜歯を行ったり、歯のエナメル質を削り歯を少しスリムにしたりといった治療もします。さらに、左右の咬み合わせのズレや前後の咬み合わせのズレを治す場合には、顎間ゴムというゴムを上の歯のワイヤーと下の歯のワイヤー部分に装着しゴムの引っ張る力を利用しながら全体を動かす方法もとられます。 顎骨の調整は、成長過程の子供等に行われることが多いです。方法としては、フェイシャルマスクをして上顎の位置を前に持って行ったり、ヘッドギアをして下顎の位置を下げて行ったりします。また、口の中に外側に押す力のある拡張装置を取り付けて顎を開いて行ったりします。 これらの方法を症状に合わせて組み合わせることで歯並びや咬み合わせを治すことができます。